こんにちは 神門鍼灸整骨院甲東園院です⭐
「なんだか疲れが取れない」「体が常にだるい」「顔色が悪い気がする」
季節の変わり目の11月は、寒暖差によるストレスに加え、年末に向けての忙しさで、体調を崩しやすい時期です。
もし、これらの不調が続いているなら、それは単なる「疲れ」ではなく、女性特有の「隠れ貧血(かくれひんけつ)」が原因かもしれません。
今回は、自覚症状が少ないまま多くの女性を悩ませる「隠れ貧血」のセルフチェックと、根本から体を立て直す食事の工夫をご紹介します。
1. そのだるさ、本当にただの疲れ?「隠れ貧血」とは
一般的な貧血は、血液中のヘモグロビン(赤血球に含まれる酸素を運ぶ色素)が不足している状態を指します。
しかし、「隠れ貧血」は少し違います。
🫀 隠れ貧血の正体:貯蔵鉄(フェリチン)の不足
隠れ貧血とは、ヘモグロビンは正常値でも、体内に鉄分を貯めておく「貯蔵鉄(フェリチン)」が不足している状態です。
フェリチンは、血液が足りなくなった時のための予備タンクのようなもの。
これが空っぽだと、体に様々な不調が現れます。
女性は毎月の月経で鉄分が失われるため、慢性的にフェリチン不足に陥りやすいのです。
11月に悪化する理由
11月は寒さによる血行不良や、ストレスによる自律神経の乱れで、鉄分の吸収率が低下しがちです。
また、疲労が溜まると、隠れていた貧血症状が一気に表面化しやすくなります。
2. 隠れ貧血「セルフチェックリスト」
病院で「貧血ではない」と言われても、以下の症状に当てはまるなら、フェリチンが不足している可能性があります。
- 朝、布団からなかなか出られないほど体がだるい
- 階段を上るなど少しの運動で動悸・息切れがする
- 爪が反り返っている、または縦線が多い(スプーン爪)
- 食欲はあるのに、氷や土など無性に変なものが食べたくなる(異食症)
- 常に手足が冷たい(冷え性)
- 頭痛やめまいが頻繁に起こる
複数当てはまる場合は、一度医師に相談し、「フェリチン値」を含めた血液検査をお願いしてみましょう。
3. 鉄剤に頼る前に!吸収率を高める食事のコツ
鉄分はただ摂るだけでは吸収されにくい栄養素です。効率よく貯蔵鉄を増やすための食事のコツを実践しましょう。
① 鉄分をたっぷり摂る
鉄分には、肉や魚に含まれる「ヘム鉄」と、野菜や海藻に含まれる「非ヘム鉄」があります。
吸収率が高いのはヘム鉄ですが、非ヘム鉄も大切です。
- ヘム鉄: 赤身の肉(牛肉、豚肉)、マグロ、カツオ、レバー
- 非ヘム鉄: ほうれん草、小松菜、ひじき、大豆製品
② 吸収率を格段にUPさせる組み合わせ
非ヘム鉄はビタミンCと一緒に摂ることで吸収率が飛躍的に上がります。
- 例: ほうれん草のおひたしに、レモン汁をかける。ひじきの煮物に、食後の柑橘類やイチゴを添える。
③ たんぱく質をしっかり摂る
ヘモグロビンもフェリチンも、鉄と「たんぱく質」が結びついてできています。
鉄分だけでなく、肉、魚、卵、大豆製品といった良質なたんぱく質を毎食欠かさず摂りましょう。
4. 隠れ貧血を悪化させる「NG習慣」
- 食後のコーヒー・紅茶をすぐに飲む: タンニンが鉄の吸収を阻害するため、食後30分〜1時間は避けましょう。
- 極端な食事制限ダイエット: 必要な栄養素(特にたんぱく質)が不足し、貧血を招きます。
まとめ:体の内側から輝くために
「だるい」「疲れた」と感じた時こそ、自分の食事内容を見直すサインです。
11月の不安定な季節を乗り切るため、今日から「鉄分+たんぱく質+ビタミンC」の黄金バランスを意識し、体の内側からエネルギーに満ちた状態を目指しましょう!
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