こんにちは!神門鍼灸整骨院 甲東園院です(^^♪
今回は産後に起こりやすい腰痛についてお話します。
産後のママさんは身体の様々な不調がでる方も多いのではないでしょうか?
妊娠中や産後に多い腰痛は様々な原因で起こります。
1.卵巣ホルモン(リラキシン)が影響しているリラキシンは子宮弛緩因子とも呼ばれ、妊娠末期の血中で検出されており、生理的な意義は妊婦の維持および分娩の補助であると考えられています。
簡単にいうと、骨盤の関節や靭帯を広げ出産しやすくするホルモンです。
そのリラキシンの作用で妊娠後期から骨盤がゆるゆる状態になっています。
出産後2.3日~6ヶ月かけて骨盤が固定されていくため、その間は骨盤がグラグラで痛みや関節のズレが起きてしますのです。
ですので、しっかりと産後の骨盤ベルトをつけることが大切です!
2.筋力の低下と反り腰が影響している
妊娠が進むにつれ激しい運動はほとんど出来なくなります。
そのため骨盤や体を安定させることが難しくなっていき、さらに骨盤は不安な状態に陥ります。
お腹が大きくなっていくにつれて、重心のバランスを保とうとして反り腰になっていきます。
身体の支えである体幹は、子供の抱っこや反り腰・骨盤の安定などさまざまな状態で身体を安定させるため特に大切な筋肉になります!女性にとって特に大切な筋肉は骨盤底筋群です。
骨盤底筋とは、名前のとおり骨盤の底に位置し、骨盤内にある臓器を支えている筋肉の総称です。恥骨・尾骨・坐骨に、ハンモックのように付いています。
骨盤内には子宮や膀胱、直腸などの臓器が収まっています。
骨盤底筋はこれらの臓器を正しい位置に保ち、尿道や肛門を締めて排泄をコントロールするなど、重要な役割を担っている筋肉です。
〇骨盤低筋群が緩むとどうなる?
骨盤底筋群が緩んでくると、膀胱が下がり、尿道を締める圧力がかかりにくくなるため、尿漏れしやすくなります。
さらに、出産や加齢によって筋肉が傷んでダメージを受けたり、弾力性が低下したりしやすいのです。骨盤底筋トレーニングをすることで、筋力を維持・回復することができます。
産後のママさんは妊娠中から骨盤底筋群が緩んでることが多く、産後しっかりとトレーニングをすることが大切です!お身体の状態を全体的にみさせていただき、お身体に合う施術をさせていただいておりますので何かありましたらぜひご相談ください!!
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