みなさん、こんにちは!!
神門鍼灸整骨院甲東園院です。
今回は「お酒と薬膳」と題して、
お酒との上手な付き合い方を東洋医学ベースにしてご紹介していきたいと思います!!
これからのシーズン、歓送迎会やお花見など、
お酒を飲む機会が増えてくるかと思いますので、
ぜひご参考になさってくださいね♪
①お酒は「百薬の長」
適量のお酒は食事をおいしく、また、食事の場を楽しくしてくれます。
お酒は「百薬の長」とも言われ、、昔から漢方薬でも用いることがあり、
お酒の種類によっても効能が違います。
②薬酒の歴史
日本の薬酒の歴史は深く、紀元前700年ころから800年にかけて漢方薬酒として、
すでに「薬の酒」があったことを伝えています。
お正月のお屠蘇も、薬味を浸けた薬酒です。
「医」という字の古字である「醫」をみても、医が酉(さけ)によって支えられています。
③お酒の種類と効能
<ビール>
ビールには苦味には清熱・消炎作用があるとされ、体内の熱を冷ましたり、炎症を抑える働きがあります。
暑ければ暑いほど、身体は苦味を求め、ビールを美味しく感じるという理由もあります。
ビールの苦味は暑気払いに最適なお酒なのです。ただしビールは物理的に身体を冷やす作用も大きいので、
飲みすぎると胃腸を冷やして消化機能を低下させてしまいます。
<日本酒>
日本酒は身体や経路を温め、気血の流れを良くしてくれます。
中医学では「気血津液の流れが停滞した場所は痛みが生じる」と言われています。
冷えて流れが停滞すると痛みが強くなる傾向があり、こんな時は経路を温め、流れを良くすることで、
痛みを軽減します。そのため、日本酒は冷えからくる関節の痛みや腰痛、首や肩のこりなどが緩和されます。
<ワイン>
赤ワインは温性で身体を温める作用があります。
そのほか、気や血の巡りを良くする働きもあり、動脈硬化予防や美肌効果もあると言われています。
原料となるブドウの種類によって「酸・甘・渋・辛」と味が異なるので、五臓への作用も様々です。
白ワインは赤ワインほどポリフェノールは多くはないものの、温性で身体を潤す効果が大きく、
むくみの解消に役立つほか、殺菌作用もあります。
④お酒の飲み方
・お酒と同量の水を飲む(和らぎ水)
・悪酔いを防ぐためにも空腹時には飲酒しない
・おつまみにはアルコールから胃の粘膜を守るタンパク質が豊富な物を摂取する。
・翌朝にお酒が残る原因となるため、深夜の深酒は避けましょう。
・週に1~2日は休肝日を設けましょう!!
⑤お酒の適量
・日本酒:1合(180ml)
・ワイン:1杯程度(120ml)
・ビール:中瓶1本(500ml)
・ウイスキー:ダブル1杯(60ml)
※1日平均で純アルコール20g程度が目安です。
適量は性別、年齢、体質によって異なり、飲酒時の健康状態にも関係します。
日本人の4割は、悪酔いの原因となるアセトアルデヒドの分解酵素の生産量が少なく、
酒に弱いタイプに分類されるので注意が必要です。
肩こりや腰痛、冷え、自律神経の問題、産後骨盤矯正など
些細な事でもお気軽に 神門鍼灸整骨院 甲東園院 にご相談くださいませ✨
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