みなさん、こんにちは!
前回、婦人系疾患についてお話しました。
今日は、生理の悩みのひとつ、
経血量についてお話します
女性ホルモンの働きによって引き起こされる生理ですが、
女性ホルモンの分泌のバランスが崩れることで、
量が少なくなったり、日数が短くなったりすることがあります。
経血量が少ない方が不快感は少ないとはいえ、
あまりにも少ないと不安になってしまいますよね...
短すぎる生理や、経血が少なすぎる生理にはもちろん原因があります。
◇正常な月経は…
25日~38日周期で繰り返され、4~7日間続きます。
2日以内に終わるほど期間の短い生理を『過短月経』といいます。
◇経血量が少ない・期間が短い理由は?
Ⅰ, 女性ホルモンのバランスの乱れ
女性ホルモンには、
子宮内膜を増殖させ妊娠に備えるための働きをする『エストロゲン』と
不要な分の子宮内膜をはがして体外に排出させる働きをする『プロゲステロン』
の2種類があります。
エストロゲンの分泌量が減少すると
子宮内膜が熱くならないため経血量が少なくなります。
また、プロゲステロンの分泌量が減少しても
経血(子宮内膜)を排出することができにくくなるため、
経血量が減少します。
ホルモンバランスの乱れは、日常生活におけるストレスや
過度なダイエットによって引き起こされるケースがほとんどです。
Ⅱ, 女性ホルモンの分泌異常を起こす疾患によるもの
女性ホルモンは脳下垂体から刺激を受けて卵巣から分泌されます。
そのため、下垂体腫瘍のような脳の病気や
多嚢胞卵巣症候群や黄体機能不全などの卵巣の病気によって
女性ホルモンの分泌異常を生じることがあります。
生理の少なすぎ、短すぎはいずれも
女性ホルモンの分泌異常が原因であることがほとんどです。
10~20代の方や、更年期などホルモンバランスの乱れやすい時期の女性に比較的多くみられますが、
多いからといって放置してしまうと将来重大な疾患につながってしまうリスクもあります。
当てはまる!と思った方や、少しでもいつもと違う…と違和感を感じた際は
早めの処置を行い、病気を未然に防ぎましょう。
当院では、婦人科系疾患も数多く対応しております。
些細なお悩みでも、ぜひご相談ください!
肩こりや腰痛、冷え、自律神経の問題、産後骨盤矯正など
些細な事でもお気軽に 神門鍼灸整骨院 甲東園院 にご相談くださいませ✨
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