こんにちは 神門鍼灸整骨院甲東園院です🌟
12月に入り、そろそろ大掃除を始める方も多いのではないでしょうか。
しかし、この時期に急増するのが「ギックリ腰」と「ギックリ背中」です。
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普段使わない筋肉を急に使う。
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無理な体勢で長時間作業する。
これが原因で、せっかくの年末年始を寝て過ごすことになりかねません。この記事では、専門家として知っておいてほしい、危険な動作と予防のための簡単ストレッチをご紹介します。
🔍 ギックリ腰とギックリ背中の「違い」と「原因」
似ているようで痛む場所が違う、この二つの症状について簡単に解説します。
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ギックリ腰(急性腰痛症)
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痛む場所: 主に腰から骨盤にかけて。
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主な原因: 腰の関節や靭帯、深部の筋肉が急に捻挫(ねんざ)に近い状態になることが多いです。
動作の途中で「バキッ」といった衝撃を感じやすいのも特徴です。
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ギックリ背中(急性背部痛)
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痛む場所: 主に背中の肩甲骨周りや背骨の真ん中あたり。
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主な原因: 筋肉や筋膜が急に引き伸ばされたり、部分的に肉離れに近い状態になったりします。
掃除で手を伸ばす、ひねるなどの動作で起こりやすいです。
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どちらも、体が冷えている時や疲労が溜まっている時に起こりやすくなります。
⚠️ 大掃除で絶対NGな「危険な姿勢と動作」
腰と背中の両方を守るために、特に注意してほしい動作の改善ポイントです。
1. 中腰で重いものを持ち上げない
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NG: 床のものを拾う時や、荷物を移動させる時に、膝を伸ばしたまま腰だけをかがめる「中腰」の姿勢。
腰と背中が最も負担を受ける姿勢です。 -
OK: 必ず膝を曲げ、腰を落として、体の近くで持ち上げましょう。 腕の力だけでなく、足の筋肉を使う意識が大切です。
2. ひねりながら作業をしない
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NG: 体の正面ではなく、横に荷物を置こうとして、腰だけをひねる動作。
特にギックリ背中やギックリ腰の原因になりやすい動作です。 -
OK: 体の向きを変えるときは、足先ごと方向転換し、体全体を正面に向けて作業するようにしましょう。
3. 長時間同じ体勢を続けない
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NG: 窓拭きや床磨きなどで、長時間同じ姿勢を続けて筋肉を固めてしまうこと。
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OK: 30分に一度は休憩をとり、軽く体を動かす「ながらストレッチ」を取り入れましょう。
💪 予防のための「大掃除前ストレッチ」3選
作業を始める前に、たった5分でできる簡単なストレッチで、腰と背中の柔軟性を高めましょう。
1. 猫のポーズ(背骨の柔軟性アップ)
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やり方: 四つん這いになり、息を吐きながら背中を丸め、息を吸いながら背中をそらします。
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効果: 背骨全体の筋肉をゆるめ、背中と腰の緊張を同時に和らげます。

Female instructor doing a yoga pose
2. 股関節とお尻のストレッチ(腰の負担軽減)
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やり方: 椅子に座り、片方の足首をもう片方の膝の上にかけます。背筋を伸ばし、ゆっくりと体を前に倒します。
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効果: 腰痛と密接に関係するお尻と股関節周りの筋肉をストレッチし、腰への負担を軽減します。
3. 胸を開くストレッチ(背中の緊張緩和)
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やり方: 壁や柱に片手をつけ、体を少しひねって胸と肩の前面を伸ばします。
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効果: 前かがみになりがちな掃除で固まる背中の筋肉をゆるめ、姿勢を改善します。
🚨 もし痛みが出たら?緊急対処法
「しまった!」という時は、焦らず以下の基本行動をとってください。
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安静にする: 無理に動かず、最も楽だと感じる姿勢を見つけて横になりましょう。
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冷やす: 痛む部分をビニール袋に入れた氷などで冷やします(15〜20分)。血流を抑え、炎症を鎮めるのが目的です。
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温めない: 痛みが出た直後の入浴や温める行為は、炎症を悪化させる可能性があるため避けましょう。
体の歪みや慢性的な疲労が溜まっていると、どんなに注意してもギックリ腰・背中になりやすい状態です。
当院では、急な痛みへの対応はもちろん、体の根本的な歪みを整えることで、再発しない体づくりをサポートしています。
年末年始を気持ちよく迎えるために、何かありましたらご連絡ください
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