こんにちは 神門鍼灸整骨院甲東園院です⭐
先日、「五臓六腑」のお話をしましたが、それぞれの臓器には「得意な季節」と「苦手な季節」があります。
夏の暑さでなんとなくやる気が出ない、食欲がない、身体がだるい…そんな夏バテのサインは、
東洋医学でいう「心(しん)」の弱りから来ているかもしれません。
今日は、夏に特にケアすべき「心」についてと、今日からできる対策をお伝えします。
夏に弱りやすい「心(しん)」とは?
東洋医学における「心」は、西洋医学の心臓のように血液を全身に巡らせるポンプの役割を担っています。しかし、それだけではありません。
- 精神活動の司令塔:
心は、「私たちの思考や感情、精神を安定させる役割」も持っています。
「精神を病む」ことを東洋医学では「心神を病む」と言い、心と精神は密接に関わっていると考えられています。 - 熱に弱い:
心は「熱」と深い関係があり、夏のように気温が上がるとその機能が過剰になりがちです。
これにより、身体の熱がこもり、心身のバランスが崩れやすくなります。
「なんだかイライラする」「夜、寝つきが悪い」「動悸がする」といった症状は、夏の暑さで心がオーバーヒートしているサインかもしれません。
身体からのSOS!夏の不調のチェックリスト
以下の症状に心当たりはありませんか?
もし当てはまるものが多ければ、あなたの「心」が少し疲れているサインかもしれません。
- 夜中に目が覚める、寝汗をかく
- イライラしやすく、些細なことでカッとなる
- 暑いのに身体が冷たい、手足がほてる
- 食欲がない、口内炎ができやすい
- 顔が赤くなりやすい、または顔色が悪い
- 集中力が続かない、物忘れが増えた
今すぐできる!夏の「心」を労わる3つの対策
「心」の疲れは、自律神経の乱れにもつながり、身体の痛みや不調を引き起こします。心と身体の両方からケアして、健やかな夏を過ごしましょう。
1. 質の良い睡眠でクールダウン
心は、夜にしっかりと休むことで熱を冷まします。
寝る直前のスマホやパソコンは避け、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かってリラックスしましょう。
冷房をつけっぱなしにすると身体が冷えすぎるため、タイマーを利用して快適な温度で眠ることが大切です。
2. 涼をとる食材と飲み物を意識
熱がこもった心には、熱を冷ます食材がおすすめです。
きゅうりやトマト、ゴーヤ、スイカ、ナスなど、夏の旬の野菜や果物には、身体の余分な熱を冷ます作用があります。
冷たい飲み物は胃腸を冷やしてしまうため、常温や温かいものを少しずつ摂るように心がけましょう。
3. 首と肩をマッサージして血の巡りをスムーズに
「心」の働きをサポートするために、首や肩まわりの血行を良くすることが効果的です。
特に、首の後ろにある「風池(ふうち)」というツボは、自律神経を整え、頭や目の疲れを和らげます。
【ツボの押し方】 後頭部の髪の生え際にある、2本の太い筋肉の外側のくぼみに親指を当て、気持ちいいと感じる程度の力でゆっくりと押します。
まとめ
夏の身体のだるさや不調は、決して気のせいではありません。
暑さで頑張りすぎている「心」に目を向け、バランスを整えてあげることが大切です。
「心」の疲れは、背骨や肩甲骨の周りにも緊張として現れ、肩こりや腰痛の原因となることもあります。
「なんだか調子が悪いな」と感じたら、お一人で悩まずにぜひご相談ください。
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