こんにちは 神門鍼灸整骨院甲東園院です⭐
今回は、あまり聞き慣れないかもしれませんが、私たちの体の健康にとって非常に重要な役割を果たす「胸椎(きょうつい)」についてお話ししたいと思います。
「胸椎って何?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
首の骨である「頸椎(けいつい)」や、腰の骨である「腰椎(ようつい)」はよく耳にするけれど、胸椎はあまり注目されない存在かもしれませんね。
しかし、この胸椎、実は私たちの日常生活における様々な不調やパフォーマンスに深く関わっているんです!
胸椎ってどこにあるの?
まず、胸椎がどこにあるのかご説明します。
私たちの背骨は、上から
- 頸椎(首の骨):7個
- 胸椎(胸の骨):12個
- 腰椎(腰の骨):5個
- 仙骨(お尻の骨)
- 尾骨(しっぽの骨)
と繋がっています。
そう、胸椎は、首と腰の間にある12個の骨で構成されている部分なんです。
そして、この胸椎からは左右12対の肋骨が伸びており、胸椎と肋骨、そして胸骨で「胸郭(きょうかく)」というカゴのような構造を作り、心臓や肺などの大切な臓器を守っています。
なぜ胸椎が重要なのか?
では、なぜ胸椎がそんなに重要なのでしょうか?大きく分けて3つのポイントがあります。
1.呼吸の要!
先ほどお話しした胸郭は、呼吸をする上で非常に重要な役割を担っています。
胸椎の動きが悪くなると、肋骨の動きも制限され、結果として呼吸が浅くなることがあります。
呼吸が浅いと、体内に十分な酸素が行き渡らず、疲れやすくなったり、自律神経のバランスが乱れやすくなったりと、様々な不調に繋がる可能性があります。
深い呼吸をするためには、胸椎の柔軟性が不可欠なんです。
2.姿勢の鍵を握る!
「猫背」や「巻き肩」でお悩みの方はいませんか?
これらの姿勢不良も、実は胸椎の動きが悪くなっていることが原因の一つとして挙げられます。
特にデスクワークなどで長時間同じ姿勢を続けていると、胸椎が丸まり固まってしまいがちです。
胸椎が正しいS字カーブを保つことができないと、その上にある首や、下にある腰にも負担がかかり、肩こりや腰痛の原因となることがあります。
背筋を伸ばそうとしてもすぐに疲れてしまう方は、もしかしたら胸椎の柔軟性が足りないのかもしれません。
3.肩や腕の動きにも影響!
「肩が上がりにくい」「腕を動かすと肩が痛い」といった症状でお悩みの方も、胸椎が関係していることがあります。
肩甲骨は胸郭の上に乗っています。
そのため、胸椎の動きが悪いと、肩甲骨の動きも制限され、肩や腕の可動域が狭くなったり、周囲の筋肉に過度な負担がかかったりすることがあります。
スポーツをしている方であれば、パフォーマンスの低下にも繋がる可能性があります。
胸椎を整えるメリット
胸椎の柔軟性を保ち、正しい位置に整えることで、以下のようなメリットが期待できます。
- 深い呼吸ができるようになる
- 美しい姿勢を保ちやすくなる
- 肩こりや腰痛の改善・予防
- 肩や腕の可動域が広がる
- スポーツパフォーマンスの向上
- 自律神経の安定
いかがでしたでしょうか?
地味な存在に見える胸椎ですが、実は私たちの健康や快適な日常生活を送る上で、非常に重要な「要」であることがお分かりいただけたかと思います。
もし、ご自身の姿勢や体の不調が、もしかしたら胸椎の動きと関係しているかも?と感じた方は、ぜひ一度、当院にご相談ください。
いつでもお気軽にご来院ください!
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