こんにちは 神門鍼灸整骨院甲東園院です⭐
「健康のためにしっかり水分を摂っているのに、なぜか足や顔がむくむ…」
こんなお悩み、ありませんか? 実は、水分摂取とむくみは奥深い関係があるんです。
「水を飲めばむくみが解消する」と思われがちですが、そう単純ではないことも。
今回は、その疑問を一緒に解決していきましょう。
むくみって、そもそも何?
まず、むくみとは、体内の水分が過剰に溜まってしまう状態のことです。
私たちの体のおよそ60%は水分でできていますが、この水分は細胞の中と外を行き来しながら、栄養素を運んだり老廃物を回収したりしています。
通常は、血液やリンパの流れによって水分量が適切に保たれていますが、このバランスが崩れると、細胞と細胞の間に余分な水分が溜まり、むくみとして現れるんです。
「水分を摂っているのにむくむ」3つの主な理由
水分をしっかり摂っているのにむくんでしまうのには、いくつかの理由が考えられます。
1. 水分代謝の低下
「水を飲んでも、それがちゃんと使われず、体に溜まってしまう」状態です。
これは、体内の水分を適切に排出したり、循環させたりする機能が低下している証拠。原因は多岐にわたります。
- 塩分(ナトリウム)の摂りすぎ:
現代の食事は、加工食品や外食が多く、知らず知らずのうちに塩分を過剰に摂りがちです。
体は塩分濃度を一定に保とうとするため、塩分を摂りすぎると、それを薄めるために水分を抱え込んでしまいます。
これが、むくみの大きな原因の一つです。
- カリウム不足:
カリウムは、体内の余分な塩分(ナトリウム)を排出するのを助けるミネラルです。
野菜や果物に多く含まれますが、これらが不足すると、ナトリウムの排出が滞り、むくみに繋がりやすくなります。 - 冷え:
体が冷えると、血流が悪くなります。血流が悪くなると、細胞間の水分や老廃物がうまく回収されず、滞りやすくなります。
特に、足元が冷える方は、ふくらはぎのポンプ作用がうまく働かず、むくみやすい傾向があります。 - 運動不足:
筋肉には、血液やリンパの流れを助けるポンプのような役割があります。特に、ふくらはぎの筋肉は「第2の心臓」とも呼ばれ、足に溜まった血液を心臓に戻す重要な役割を担っています。運動不足で筋肉量が低下したり、活動量が少なかったりすると、このポンプ作用が弱まり、水分が下半身に滞りやすくなります。
2. 飲む水の「質」と「飲み方」
どんな水分でも良いわけではありません。
- 清涼飲料水や甘い飲み物:
糖分を多く含む飲み物は、体内で処理する際に水分を消費したり、血糖値の急上昇・下降を引き起こし、自律神経の乱れに繋がることもあります。また、糖質の摂りすぎは細胞に炎症を起こし、むくみを悪化させる可能性も指摘されています。 - 一度に大量に飲む:
のどが渇いたからといって、一度に大量の水をがぶ飲みすると、体が処理しきれずに一時的にむくむことがあります。体は必要な分だけ吸収し、余分なものは排出する仕組みですが、急激な水分摂取は負担になることがあります。
3. 病気によるむくみ
稀ではありますが、むくみの背景に病気が隠れていることもあります。
- 心臓、腎臓、肝臓の疾患: これらの臓器の機能が低下すると、体内の水分や塩分の排出・調整がうまくいかなくなり、むくみとして現れることがあります。
- 甲状腺機能の異常: 甲状腺ホルモンの分泌異常も、代謝の低下と共にむくみとして現れることがあります。
- 血管の病気: 下肢静脈瘤など、血管に問題がある場合も、血液の循環が悪くなりむくみが生じます。
もし、むくみがひどい、急に始まった、片足だけむくむ、他の症状(息切れ、倦怠感など)を伴う場合は、自己判断せずに医療機関を受診することをおすすめします。
整骨院でできること、今すぐできること
当院では、むくみの根本原因にアプローチするために、以下のような施術を行っています。
- 骨格調整・筋肉調整: 体の歪みを整え、筋肉の緊張を緩めることで、血流やリンパの流れを改善します。特に、むくみやすい足の筋肉(ふくらはぎなど)や、体全体の循環に関わる背骨・骨盤のバランスを整えることで、体内の水分代謝を促進します。
- 自律神経のバランス調整: ストレスなどで乱れがちな自律神経のバランスを整えることで、体の巡りが良くなり、水分代謝もスムーズになります。
ご自宅では、以下のことを試してみてください。
- 塩分を控える: 加工食品や味の濃いものを避け、素材の味を活かした食事を心がけましょう。
- カリウムを積極的に摂る: バナナ、アボカド、キュウリ、海藻類などを食事に取り入れましょう。
- 適度な運動: ウォーキングや軽いストレッチなど、体を動かす習慣をつけ、ふくらはぎの筋肉を意識的に使うようにしましょう。
- 体を温める: シャワーだけでなく湯船に浸かったり、温かい飲み物を飲んだりして、体を芯から温めましょう。
- 水を「こまめに」摂る: 一度に大量ではなく、コップ1杯程度を数回に分けて、喉が渇く前に飲むのが理想です。
水分をしっかり摂ることは大切ですが、それと同時に「体の巡りを良くする」ことがむくみ解消の鍵となります。
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