こんにちは、神門整体院甲東園院です⭐
今日は、多くの方が悩まされている「肩こり」について、
少し意外な視点から掘り下げていきたいと思います。
それは、呼吸に深く関わる筋肉 「横隔膜」 です。
「え？肩こりと呼吸の筋肉が関係あるの？」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実はこの横隔膜の機能が低下することで、肩こりを引き起こしたり、悪化させたりすることがあるのです。
知っていますか？横隔膜の役割
まず、横隔膜はどこにあるどんな筋肉なのでしょうか？
横隔膜は、胸腔（肺や心臓がある空状の筋肉間）とお腹の空間を隔てるドームです。
主に呼吸をする際に重要な役割を果たし、息を吸うときには収縮して下がり、胸腔を広げることで肺に空気が入ります。
息を吐くときには弛緩して上がり、胸腔を狭めることで肺から空気が押し出されます。
しかし、横隔膜の役割は呼吸だけではありません。
- 体幹の安定化:
横隔膜は、腹筋や背筋といった体幹の筋肉と連動して、姿勢を維持するのに役立っています。 - 内臓のマッサージ:
横隔膜の上下運動は、周囲の内臓を優しくマッサージし、血行を促進する効果があります。 - 自律神経の調整:
深くゆっくりとした呼吸は、副交感神経を優位にし、心身のリラックスにつながります。
横隔膜の機能低下が肩こりに繋がるメカニズム
では、なぜ横隔膜の機能が低下すると肩こりが引き起こされるのでしょうか？
- 呼吸が浅くなる:
横隔膜の動きが悪くなると、呼吸が浅く、肩や首の筋肉を補助的に使うようになります。
これらの筋肉は本来、呼吸をするための筋肉ではないため、過度な負担がかかり、凝りや痛みが生じやすくなります。 - 姿勢の悪化:
横隔膜がうまく働かないと、体幹の安定性が低下し、猫背などの不良姿勢になりやすくなります。
不良姿勢は、首や肩周りの筋肉に常に負担をかけ、肩こりの原因となります。 - 血行不良:
横隔膜のポンプ作用が低下すると、上半身全体の血行が悪くなり、筋肉に疲労物質が蓄積しやすくなります。
これも肩こりの要因の一つです。 - 自律神経の乱れ:
浅い呼吸は、自律神経のバランスを乱し、筋肉の緊張を高めることがあります。
ストレスも呼吸を浅くする原因となるため、悪循環に陥りやすいです。
あなたの横隔膜は大丈夫？チェックしてみましょう
以下の項目に当てはまるものがあれば、横隔膜の機能が低下している可能性があります。
- 呼吸が浅いと感じる
- 肩や首が常に凝っている
- 猫背気味である
- ストレスを感じやすい
- 運動不足である
- 長時間座りっぱなしのことが多い
当院でのアプローチ
当院では、肩こりの根本的な原因を探るために、姿勢分析や呼吸の状態を詳しく確認させていただきます。
その上で、横隔膜の動きを改善するための施術や、呼吸法、ストレッチなどの指導を行います。
具体的には、
- 手技療法:
筋肉の緊張を緩め、関節の動きをスムーズにすることで、呼吸を楽にします。 - 姿勢矯正:
バランスの崩れた姿勢を整え、体幹の安定性を高めます。 - 呼吸指導:
深く質の高い呼吸ができるように、呼吸法のエクササイズを指導します。 - ストレッチやトレーニング指導:
横隔膜周りの筋肉や、肩や首の筋肉の柔軟性を高めるためのストレッチや、
体幹を安定させるためのトレーニングを指導します。
最後に
肩こりは、放置すると頭痛や吐き気など、様々な不調を引き起こす可能性があります。
「たかが肩こり」と思わずに、根本的な原因にアプローチすることが大切です。
もしあなたが長年の肩こりにお悩みでしたら、ぜひ一度、当院にご相談ください。
あなたの笑顔のために、全力でサポートさせていただきます。
皆様のご来院を心よりお待ちしております。
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神門鍼灸整骨院甲東園
tel:0798-57-3334
住所:兵庫県西宮市甲東園3丁目2-35
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