出産後は骨盤矯正した方がよいと聞いたことがあるけれど．．．

そもそも産後骨盤矯正ってなに？

いつから始めればいいの？

いつまで通えばいいの？

出産からしばらく経ってしまったけど意味はある？

さまざまな疑問があるかと思います。

産後骨盤矯正についてわかりやすくお話ししていきます！

産後骨盤矯正とは？

その名の通り、出産後の骨盤を整えることです。

産後の不調の多くは、開いてしまった骨盤、歪んでしまった骨盤が原因となっていることが多々あります。

不調を解消するためにも産後の骨盤矯正はママさんにとても大切です。

そもそも骨盤とは？

骨盤は、お尻や腰回りを支えている骨のことで、

腸骨・座骨・恥骨の3種類の骨で構成される寛骨と

仙骨・尾骨という3つの骨でできています。

そして骨盤の中で重要だと言われているのが仙骨と寛骨をつないでいる仙腸関節。

仙腸関節は上半身を支え、下半身の衝撃を吸収するという重要な役割を担っています。

左右の恥骨をつないでいる恥骨結合と仙腸関節で繋がって骨盤が成り立っています。

産後はなぜ骨盤が歪んでしまうの？

妊娠して子宮内で赤ちゃんが成長するにつれて

骨盤の「恥骨結合」を固定する靭帯と、「仙腸関節」を固定する靭帯がゆるみ、少しずつ開いていきます。

これは卵巣から分泌される『リラキシン』というホルモンが関係しています。

出産時、赤ちゃんが産道をスムーズに通れるように身体がその準備をします。

骨盤の靭帯がゆるむと関節がぐらぐらになり、カラダをしっかりと支えられなくなってしまいます。

そして靭帯がゆるんだ状態の骨盤はゆがみやすい状態になっています。

ゆがみを治さない限り周辺の筋肉に負担がかかり不調が起こりやすくなるのです。

骨盤を矯正しないとどうなるの？

妊娠から出産時にかけては『リラキシン』というホルモンが分泌されます。

そして出産後は、『プロゲステロン』というホルモンが分泌され、

このホルモンによって少しずつ骨盤は元に戻ろうとします。

しかし、産後のママさんに骨盤を意識して生活している余裕なんてないですよね。

骨盤がグラグラな状態で、

無理な姿勢での授乳や足を組むといった日常のご自身の癖によって

骨盤は正常な位置に戻りにくくなってしまいます。

また、プロゲステロンの分泌量や年齢によっても骨盤の戻り具合が異なってきます。

この時期に骨盤を正しい位置に戻すことで、出産前よりも健康により美しくなることも可能なのです。

骨盤矯正をせずに放置してしまうと

骨盤周辺の血流が悪くなり脂肪の燃焼がうまくいかなくなってしまうことで太りやすくなったり

骨盤、股関節周辺に痛みが発生するだけでなく

肩こり、腰痛、むくみ、冷え性や不妊などの婦人科系トラブルにもつながってしまいます。

産後の不調について

産後の骨盤は少しずつ元の状態に戻ろうとしますが

時間が経過してしまうとゆがんだまま固定されてしまいます。

骨盤が歪んだまま固定されるとどんな不調が出てくるのでしょうか？

腰痛や肩こり

骨盤がゆがむと、周辺の筋肉や関節に過剰な負担がかかってしまいます。

また、無理な姿勢での授乳や抱っこで腰や肩に大きな負荷がかかり腰痛や肩こりを引き起こすことに。

尿漏れや便秘

産前だけでなく産後に、尿漏れで悩む方は少なくありません。

骨盤の底にある、内臓を支えている骨盤底筋群がゆるむことで内臓が支えきれなくなり

内臓下垂によって膀胱や腸を圧迫してしまいます。

これが尿漏れや便秘に繋がります。

産後太り

産御なかなか体型が戻らない．．．

こういった悩みを抱えている方多いのではないでしょうか？

骨盤がゆがんだままだと内臓下垂になったり

骨盤周辺の血流が滞り、脂肪の燃焼がうまくいかなくなり下半身太りにもつながります。

また、血流の滞りは冷えにもつながり、むくみやすくなってしまいます。

他にも様々な症状が出やすい産後は骨盤の歪みを整えることで不調の改善につながります。

産後骨盤矯正の重要性

これまで骨盤がゆがむ原因、骨盤がゆがむことで起こる不調についてお話ししてきました。

産後骨盤矯正について効果や期間にお話しますね！

産後骨盤矯正で期待できる効果

骨盤を整えることで期待できる身体への効果をいくつか紹介します。

腰痛・肩こりから解消され赤ちゃんのお世話が快適に

慣れない子育てで腰や肩に大きな負担がかかることが、つらい腰痛や肩こりの原因に。

骨盤の矯正をおこない、固まった筋肉をほぐし、筋肉のバランスを整えることで

腰痛や肩への負担が軽減されます。

血流がよくなり、冷えやむくみが解消される

ホルモンバランスや育児の疲労によって

ママさんのカラダはむくみやすく冷えやすくなってしまいます。

骨盤まわりの筋肉をほぐし正しい骨盤位置に戻してあげることで

筋肉が柔らかくなりリンパの流れが良くなるので

むくみ改善＆冷え解消につながります！

体型が変化、妊娠前よりもキレイな体型へ

体重は戻ったのに妊娠前に履いていたズボンが履けない！

こんなお悩みはありませんか？

骨盤が開くことで内臓が下垂し、これがポッコリお腹の原因に。

また、筋力低下はお尻の垂みにもつながります。

骨盤矯正で内臓を正しい位置に戻し、骨盤底筋群を強化しお尻を支える筋肉を復活させることで

スタイルアップに。妊娠前よりもきれいを目指しましょう！

産後骨盤矯正、いつからいつまで行うべき？

産後なるべく早く始めるのがポイントです！

当院では1ヵ月検診でママのカラダに異常なしと診断を受け、悪露がおさまっている状態であれば

治療を受けていただけます。

時間がたてばたつほど、元に戻りにくくなるだけでなく、

ゆがんだ状態で固定されてしまいます。

期間は個人差があるため正確な数字をお伝えすることは難しいですが

だいたい最初の3、4回は数日～1週間に1回のペースで施術をおこない、

骨盤が正常な状態に戻ってきたら、次は2週間後、その次は1ヶ月後と、

お身体の状態に合わせて徐々に通院間隔をあけて骨盤の調整を続けていく、という流れです。

また、産後のママさんは赤ちゃんのお世話をする過程で無理な姿勢や偏った姿勢をとることが多くなり

筋肉が硬くなりがちです。そうすると骨盤の動きが悪くなったり、不調がでやすくなってしまいます。

骨盤が元通りに戻ってからも不調のない身体作りのために

不調がなくても1ヵ月に1回はメンテナンスのための通院を続けられるのが理想です。

よくある質問

患者様からよくいただく質問をまとめてみました。

不安な事がある方は参考にされてみてください。

出産からしばらく経ってしまっていますが通院する意味はありますか？

出産後1～2ヵ月の頃から6ヵ月頃を目処にご来院いただくことをおすすめしておりますが

産後半年以上1年以上経ってしまったという方でも手遅れではありません！

ただ、産後半年ごろから徐々に骨盤周辺の筋肉や靭帯が固まってきてしまいます。

産後すぐに始めるのと比べると時間がかかってしまうかもしれませんが

産後骨盤矯正をやっても意味がないということはありません。

少しずつ骨盤を矯正していくと共に、

周辺の筋肉をほぐし骨盤を正しい位置に保つケアを頑張りましょう！

施術は痛いですか？

当院の治療は基本的に無痛です。

しかし、カラダで不調が出ている部分は痛みを感じる場合もあり、

痛みの感じ方には個人差があります。

子どもと一緒に行ってもいいですか？

バウンサーも用意していますので、お子様と同じ部屋で施術を受けていただくことができます。

また、当院から30秒ほどのところに直営保育園がございますので

ママさんの治療中は保育士さんにお子様をお預けいただくことも可能です。

ママさんがリラックスできるような環境を整えておりますので安心してお越しくださいませ。

産後のお悩みは当院にお任せください

当院では原因分析、根本解決に力を入れています。

産後は何かと無理をしがち、自分のことは後回しにしてしまいがちですが

ご自身のケアを怠らないように。

育児を快適に楽しめるカラダ作りを一緒に頑張りましょう！

当院のInstagramのフォローもよろしくお願いします！

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神門鍼灸メディカルラボ甲東園
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