みなさんこんにちは 神門メディカルラボ甲東園 受付の仲田です
突然ですが皆さん、
乳酸菌ってなにか知っていますか?
なんとなくのイメージはあると思いますが、
具体的にどんなものなのか理解できている方は少ないかと思います
今回は乳酸菌はどのようなものなのか、
またどんな効果があるのかをお話しますね。
乳酸菌は、「乳酸菌」という名前の菌があるわけではなく、
炭水化物や糖を消費して「乳酸」という物質を作る微生物(菌)の総称です。
乳酸菌は、ヒトのカラダにとっていい働きをしてくれる『善玉菌』のひとつ。
乳酸が作られると腸内が酸性に保たれ、『悪玉菌』の増殖を抑えてくれます。
乳酸菌は摂取してもそのままずっと腸内に住み着くことはできません。
毎日摂取することが重要です
乳酸菌の働きは大きく分けて4つ。
・腸内環境を整える
これはよく知られている作用ですね。
腸内で乳酸菌が増えると便通の改善といった整腸作用が期待できます。
悪玉菌が増えると腸の働きは鈍くなると言われています。
腸内を酸性にし、悪玉菌の増殖を抑えることで、
腸の働きが良くなるため、おなかによいと言われているのです!
・コレステロールを低下させる
コレステロールとは細胞膜やホルモンなどをつくる材料で身体にとって必要な物質ですが、
『悪玉コレステロール』が増えすぎには気を付けなければなりません。
乳酸菌の一部にはコレステロールを吸着させ
血中のコレステロール濃度を下げてくれる働きがあるといわれています。
・免疫力を高める
免疫は、ウイルスや菌からカラダを守るためのヒトが持っている防御システムです。
乳酸菌の中にカラダの免疫機能を活性化させる作用を持つものがあることが確認されています!
実際に、乳酸菌を摂取すると風邪を引きにくくなると認められているものもあります。
今の時期、免疫力は特に高めておきたいですね。
・老化の予防
通常のマウスより寿命が短く、
老化に関連するさまざまな病気が発症する「老化促進モデルマウス」に
特定の乳酸菌を与えるという実験で、
老化が抑制されたという実験結果が出ているんです。
この実験では、老化が始まってからでも効果があったとわかっています。
この効果に関しては知らない方が多いんではないでしょうか
こんなにもカラダに嬉しい働きをしてくれる乳酸菌。
継続的に摂取したいですね!
ということで次回は、
乳酸菌をどうやって摂取すればよいのか
についてお話しますね!