皆さん、こんにちは!
神門鍼灸整骨院 甲東園院です♪
週末以降、急に寒くなりましたが、皆様体調は崩されていませんか?
今回は妊活と食養生について東洋医学の観点から3回にわたってお送りします✨
ぜひ参考になさってください💓
<妊活と東洋医学>
中国の古典を見てみると、特に肝については「肝は血を蔵し」と記されてるくらい
子宮の血流に大きく関係すると言われています。
また、筋肉や目の異常にも肝が関連しており
この肝は感情にも影響される部分です。
東洋医学の観点から考えると、不妊の原因は以下の要素が関係していると言われています。
①瘀血
血液がドロドロになったり、血流が悪くなった状態を「瘀血(おけつ)」と言います。
車で例えると燃料のガソリンが汚れている状態であり、
新車でも古くて汚れたガソリンを使えば調子は悪くなります。
人間の身体も同じで血液の状態が良くないと、
「生殖器官の調子が悪くなる=妊娠力が低下」してしまいます。
普段から生理痛で悩んでいる方は瘀血体質になっている可能性が高いです。
②血虚
「血虚(けっきょ)」とは栄養が不足している状態を指します。
これも車に例えると、ガス欠の状態です。
ガソリンがなければ車は動きませんが、
人間の身体も栄養が足りなければ働けません。
普段から血虚体質の方は、そもそもの栄養が足りていないため、
生殖器官もうまく働けず、妊娠力も落ちます。
③腎虚
「腎虚(じんきょ)」とは、生命力自体が弱っている状態をいいます。
「新しい生命を作り出す=妊娠する」という力が無い状態です。
そのため、若い方でも腎虚体質の方は、不妊にもなりやすいと言えます。
もし流産を何度も繰り返している方は腎虚体質である可能性が高く、子供ができにくい状態かもしれません。
④冷え
冷えが常態化すると血液も生命維持に必要な臓器が優先され、生殖器官は後回しにされてしまいます。
血液は栄養を運ぶ目的があるため、生殖器官に血液が行き渡らなければ、正常働かなくなり、
結果、子宮や卵巣が冷えることによって妊娠率の低下に繋がります。
そのため、妊活中で、かつ自然妊娠を望んでいる方は、まず冷えの対策から始めましょう。
⑤肝鬱
肝鬱(かんうつ)とは、ストレスが強く、憤りを感じている状態です。
妊活中に働いている女性に多いタイプで、仕事で生じたストレスが身体にも直接的に
影響している状態と言えます。
肝鬱体質になっている場合は、まず肝の経路を主として、気の流れを整える必要があります。
経路上の気が高ぶっている状態とも言えるため、リラックスさせる施術として鍼灸も有効です。
⑥痰湿
痰湿(たんしつ)とは、足のむくみや強い冷え、お腹の調子が悪くなっている状態です。
体の水分がうまく循環せず、血流が悪くなる、滞るなどの問題が発生する状態を言います。
痰湿状態になると内臓が弱るケースもあるため、他の症状との併発の恐れがあるなど
早期に解決する必要があります。
冷えとも似ているため、内部から体を温める対策がオススメです。
肩こりや腰痛、冷え、自律神経の問題、産後骨盤矯正など
些細な事でもお気軽に 神門鍼灸整骨院 甲東園院 にご相談くださいませ✨
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